2014年11月27日

重症胎児発育不全を伴う一絨毛膜双胎に対する胎児鏡下レーザー手術(FLP)を実施することになりました。

胎児発育不全(Selective IUGR)を伴う一絨毛膜双胎のなかでも、小さい胎児に臍帯動脈血流異常や羊水過少がある場合には予後不良です。平成24年より重症例に対して胎児鏡下レーザー手術(FLP)の早期安全性試験を行い,手術の安全性と一定の効果が示唆されました。

これを受けて、平成26年9月1日より、胎児発育不全を伴う一絨毛膜双胎に対して、以下の適応を満たした症例に胎児鏡下レーザー治療を実施することと致しました。

手術の適応は「小さい胎児の推定体重が-1.5SD以下」あるいは「両児間の推定体重差が25%以上」の一絨毛膜双胎で、小さい胎児が臍帯動脈血流異常(途絶・逆流)と羊水過少(羊水深度2cm以下)の両方を伴うもの、妊娠16週から妊娠26週未満の場合です