2014年11月27日

胎児先天性横隔膜ヘルニアに対する胎児鏡下気管閉塞術の早期安全性試験を開始しました。

重症胎児先天性横隔膜ヘルニア症例は、肺の低形成を合併し予後不良です。
ヨーロッパを中心に、肺の低形成を防ぎ、予後を改善する目的で、胎児鏡下気管閉塞術(FETO)の有効性を確認するランダム化臨床研究が行われています。それを受けて我が国でも、平成25年より重症例に対してFETOの早期安全性試験を開始しました。現在、症例登録中です。ご検討の方は、国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 胎児診療科 和田誠司(電話番号:03-3416-0181)までご相談ください。さらに詳細な情報に関しては、ホームページ内の臨床試験リストをご参照ください。

具体的な手順としては、以下の通りです。
左重症先天性横隔膜ヘルニア:肝挙上型で、胃泡の半分以上が右側(北野分類G3)

  1. O/E LHR 25%未満は27週0日〜29週6日で、O/E LHR 25%〜45%は30週0日〜31週6日でFETOを施行
  2. 34週0日~34週6日でバルーン除去術の施行
  3. 出生後、標準化された積極的治療を施行

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